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本職にしたい。

新卒フリーランスについて、僕なりに一言。

 

 

最近、ブログ界隈で話題をさらっている

新卒フリーランスについて、僕なりの意見を言いたい。

 

 

www.iwata09.com

 

 

まぁ、人それぞれ賛否両論だと思う。

ちょっと挫折したからってなんだという人もいれば、

若いから好きなことをやればいい。って言う人もいるだろう。

 

僕も就活なんてクソだと思うし、実際新卒入社した会社は

クソだった。やっぱり自分に嘘をついて入った会社なんて

よほど器用な人間じゃないと続かない。どこかでしわ寄せがくるもんだ。

 

 

 

だから僕は、新卒でフリーランスを選んだ筆者のことが

素直にうらやましい。

 

 

そりゃあ確かに、たかが40社落ちたくらいで・・・

って思うし、素直さが売りならそれだけで勝負しても

やり方次第で数社は内定出るんじゃないかとも思うんだけど、

 

就活で内定が出ない→じゃあフリーランスだ。

と、この選択ができることが素直にうらやましいのだ。

 

 

これははっきりと言えることだけど、だいたいの大学生は

就活なんて茶番だってことぐらい気づいている。

 

自分の意見ひん曲げて人事部の顔色伺って、

一夜漬けの自己アピールで自分を安売りしてることに

疑問を持たないのはよっぽど鈍い人だ。

 

 

ただ、僕を含めて就活が茶番だとわかっていても、

それを続けるほかなかったのである。

 

なぜならその他に選択肢がないからだ。

大学卒業→就職

以外の選択肢が、僕たちにはなかった。

 

 

しかし、この筆者は違う。

 

成功するかどうかは別にして、

就活がダメならフリーランスで生きる。という

選択ができる。それは僕にはない大きな武器だ。

 

 

この筆者も、なんの頼りもなくただフリーランスになる

と言い出したのではなかろう。

フリーランスでもやっていけるんじゃないかという

自信と技術を備えているからこそ大きな決断を下したのだと思う。

僕はそこがとんでもなくうらやましい。

 

 

社会から逃げているとか、世の中をなめるなとか非難する人はいるだろう。

けれど、逃げられるのは逃げ道を用意できた人間だけなのだ。

先日、「西の魔女が死んだ」の記事でも紹介したけれど

サボテンが水の中で生える必要はないし、シロクマがハワイで

生きるより北極で生きることを選んで、だれが責めるだろうか。

 

 

この道がダメだ。と思ったら別の道を用意する。

大学生の時点でそのリスク管理ができている人間は、

ほとんどいない。いや、社会に出てからも、

別の選択肢を用意できないまま死んだように生きている連中なんて

ごまんといるわけだ。

 

 

 

失敗とか成功とか、そんな先のことなんてわからない。

ただ、就活がクソだからフリーで生きる。という新たな選択をした

筆者を心から応援したいし、こういう発想ができる大学生が

これからドンドン増えればいいと思っている。

 

神経質って生き辛い。

 

 

 

今までいろんな人と出会い、関わってきた中で、

どうやら自分は神経質な性格だということに気付いた。

 

 

神経質ってのは、些細なことが気になって仕方なくなったり、

ちょっとした変化を敏感に察知してしまう性格のことを言う。

 

 

確かに自分は、少しの物音が気になって集中が切れてしまったり、

何気ない一言に傷ついたりしてしまう質だ。

 

 

 

そして、この神経質ってのはどうも世知辛い事を

最近よく気づかされるのだ。

 

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ポジティブに生きようよ!という人が、わりと本気で嫌い。

 

 

 

ネガティブな人間だと、周りからよく言われる。

 

確かに、何事も冷めてみてしまうほうだと思う。

何をするにしても最悪のケースを想定してしまうし、

思い切ってリスクを負うようなことはできない達だ。

 

仕事をしている時でも

「今日はミスをするんじゃないか」

って考えるだけでも欝々とした気分になる。

 

 

 

そんな私を見て、周りの人たちは呆れたように

「もっとポジティブに生きろよ」

「そんなんで生きてて楽しいか」

といった言葉を投げかけてくる。

 

 

 

確かにそうだ。もっと楽観的に、

何事にもポジティブに考えたほうが人生は楽しいと思う。

不安やリスクなど一切考えず、ただ前向きに、明るい未来を信じて

生きていければ、どれだけ楽だろうか。

 

私も、もう何回ポジティブな人間になろうとしただろうか。

意識があるときはできるだけ前向きな思考を巡らせたし、

「明るい人間に、俺はなる!」

とワンピース張りに周りに宣言したこともあった。

 

 

 

しかし、ダメだった。

いくら矯正をかけようと、もともとの性格はそう簡単には変わらない。

ポジティブに生きようとする度、今までの自分を否定しているみたいで、

より一層虚しくなっていった。

 

 

 

そんな生粋のネガティブ人間な私を、救ってくれた言葉と出会った。

 

 

 

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)

 

 

【自分の中に毒を持て】

 

芸術は爆発だ」の名言で名を馳せた岡本太郎氏の名著である。

没後20年たった今でも、数多くの人の心を揺るがす巨匠だ。

 

 

この本の中に、こんなフレーズがある。

 

 

たとえ、自分がうまくいって幸福だと思っていても、世の中にはひどい苦労をしている人がいっぱいいる。この地球上には辛いことばかりじゃないか。だから自分は幸福だなんてヤニ下がっているのはとても卑しいことなんだ。たとえ自分自身がとてもしあわせだと思っていても、一軒置いた隣の家では苦しみを味わっているかもしれない。そういうことにはいっさい目をつぶって問題にしないで、自分のところだけ波風かたたなければそれでいい、そんなエゴイストにならなければ、いわゆる”しあわせ”ではあり得ない。 

 

 

この文章を読んだとき、まさに衝撃的だった。

 

そうだ。幸せやらポジティブやらなんて言葉は、都合のいいところだけを

切り取った一部でしかない。不幸な部分を見ないで楽しむ人生に、

いったいどれほどの意味があるんだろうか。

 

世間には不幸が溢れている。

 

海の向こう側で罪なき日本人が何人も殺された。

待機児童や貧困問題は後を絶たないし、世界の情勢も

大きく変わり始めている。

 

そういった不幸や、それらが醸す不安な空気を

感じ取らずに、ただ自分とその周りだけ楽しく生きようと

することが幸せだというのなら、私は一生不幸でいい。

 

 

 

別に、ポジティブに生きることを否定しているわけじゃない。

ただ、それが幸せであると押し付けてくること、

ネガティブが不幸であると決めつけてくること、

自分が見えていない物を感じようとしていないことは、

あまりにも下品であると思う。

 

 

 

これはもう体に入ったOSパーツみたいなものなので、

簡単には取り替えられないだろう。

ネガティブ人間ならばそれなりに、自分のことばかり

不安に思ってしまうのではなく、どこか遠い場所で起こった

不幸や悲しみに寄り添えるような人間になれればと、そう思う。

 

 

 

 

 

ツイッターもよろしくお願いいたします。

 

 

 

【読書】西の魔女が死んだ

 

 

空前の児童書ブームが、(僕の中で)きてる。

 

 

児童書、と聞くと教科書かなんかで読んだ本が多くて、

子供が読む本。と決めつけていました。

 

 

がしかし、今改めて読み返すとあの頃には気づけなかった事や、

様々な経験を経た今だからこそ心に響くフレーズなどが盛りだくさん。

大人の教科書。と言って過言ではありませんでした。

 

では、そんな児童書ブームの火付け役となった本を紹介します。

 

 

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就職したらダメ人間になるわ。

 

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こんちわ。

 

 

約半月ぶりの更新になってしまいました。

以前から、ブログは筋トレと似ていると思っていて、

それは一日でも休むと途端にやる気がなくなってしまうからです。

 

 

ブログ書くの、マジめんどくせぇ。

 

 

 

と、思いながらも何とか重い腰を上げて更新しているわけです。

 

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私、友達いなんじゃなくて、できないんです。

 

 

 

 

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僕は友達が少ない」っていうフレーズに聞き覚えがあったので、

サムネに使わせてもらおうと思ったら予想外のライトノベル

びっくりした。

 

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世界報道写真展に行ってきました。

 

 

世界報道写真展に行ってきました。

 

www.asahi.com

 

 

立命館大学国際平和ミュージアムで行われている写真展で、

世界報道写真財団によるドキュメンタリー、報道写真の展覧会です。

 

世界のプロカメラマンが撮影した作品が

それぞれの部門に分けられ、その中での優秀な作品が展覧されています。

 

 

去年知人に誘われて衝撃を受けたので、今年もやはり行ってきました。

 

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