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世界報道写真展に行ってきました。

 

 

世界報道写真展に行ってきました。

 

www.asahi.com

 

 

立命館大学国際平和ミュージアムで行われている写真展で、

世界報道写真財団によるドキュメンタリー、報道写真の展覧会です。

 

世界のプロカメラマンが撮影した作品が

それぞれの部門に分けられ、その中での優秀な作品が展覧されています。

 

 

去年知人に誘われて衝撃を受けたので、今年もやはり行ってきました。

 

 

 

いや、もうね。何か、すごい。

 

 

まあプロが撮影してるんだからすごいのは当たり前なんだけど、

その臨場感というか、迫力というか、一枚の写真から伝わってくる

エネルギーが半端ではない。

 

ただそこにある現象を捉えているだけじゃなくて、その場の

緊張感とか怒り、悲しみ、喜び、そういった感情が剥き出しになって

表れていて、ほんと圧倒されます。

 

 

 

特に「現代社会の問題」の部でのシリア難民や自爆テロ

写した作品は衝撃でした。

 

 

生々しいんですよ。すべてが。

 

爆発で体に大やけどを負った少女や、顔中血だらけの

男の子、死亡した娘を抱きかかえる父親

 

同じ世界で起こっていることなの?って、目を疑いたくなります。

だっておかしいじゃないですか。何の罪もない子供たちが

爆発に巻き込まれて血だらけで死んでるって。いつの時代の話ですかって。

 

 

自分たちは多分、世界で起きている悲惨な出来事を

「ニュースの一部」

としか捉えられてないと思うんですよ。

 

 

「シリアの○○で自爆テロがあり、何人が死亡しました。

次のニュースです」。って。

 

コンベアーのように流れて行っちゃって、終いにはどうでもいい

不倫やスキャンダルに消されていくんです。

 

 

だから、現地で何が起きているのか、爆発で人が死ぬって

どういうことなのか、全く想像ができないんです。

「何か大変みたいだなあ」で終わっちゃうんですよね。

 

 

過激な写真を見てはいけないとか、子供の発育に悪影響だとか、

何かにつけ事なかれ主義を貫こうとしている時代ですが、

だからと言って今世界で起きている現実を知らないでいるのは

とても悲しいことだと思います。

 

 

この現実を見て、明日から何か変わるわけではないんです。

でも、それでも知っておくこと、見ておくこと、

捉え方は人それぞれだと思いますが、

「明日も頑張って生きよう」

と、思えます。そう思わされます。

 

 

ぜひ足を運んでみてください。

 

 

 

 

まぁ一番の見ものは行き返りのバスで

立命館の女の子がたくさん見れることなんですけど。(クソ)