就職したらダメ人間になるわ。
こんちわ。
約半月ぶりの更新になってしまいました。
以前から、ブログは筋トレと似ていると思っていて、
それは一日でも休むと途端にやる気がなくなってしまうからです。
ブログ書くの、マジめんどくせぇ。
と、思いながらも何とか重い腰を上げて更新しているわけです。
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転職してみて気づいた事。
こんちわ。
新しい職に移ってから、今日でまるまる一か月です。
まあ一か月なので、まだまだ研修上がりでちょっとだけ
手伝ってるみたいなもんですけど。
で、転職してみてわかったことが2つあるんですよ。
1つ目は
仕事ってのはだるい。
以前まで、就きたかった職業につければ、
仕事ってめっちゃ楽しくて人生ハッピーに
なれると少しだけ思ってました。
でも、あれだけ憧れた編集職に就いたって、
仕事に行く前の気怠さが無くなることはありませんでした。
覚えること多いし、デスクワークだし、平日休みだし、
終わるのは午前2時とかだし、意味不明に怒られるし。
愚痴を言えと言われれば無限に出すことができます。
まあ仕事ってそもそも
「誰かが必要としているけど、誰もやりたがらない事」
にお金を貰って従事しているものだと思っているので、
当たり前といえばそれまでなんですけど。
あともう一つ、
それでも転職して本当によかった。
いや、仕事はだるいんですよ。でも、そのレベルが
前職と段違いっていうか、ずいぶんとましなんですよね。
前職では休みの日も売り上げのことを考えて吐きそうだったし、
日曜日の夕方になると死にたくなってました。
通勤の電車内では辞めた後の妄想を一生やってましたし、
弊社、爆発してないかなとか考えてました。
仕事がだるいとか、そんな次元のものではなかったんですよ。
でもそれだけ深刻な状況にも関わらず、
「働くってこういうものだ」
と言い聞かせて嫌々ながら続けていました。
働くってしんどいもので、みんな辛い思いをしながらでも
頑張ってるんだ。だから自分だけ逃げるなんてそれは
甘えだ。辛くても頑張らないと。
そんな思いがずーっとありました。
というより、新入社員研修でそういう思考に
矯正されていたのです。
でも今、職を新たにしたからこそ言いたい。
死にたいまで考えるなら、転職すべき。
仕事はもちろんだるいし辛いことも多いです。
でも、あまりに深刻であるならば、職を転ずるべきです。
その辛さは自分の甘さのせいではなく、ミスマッチ。
なので、どうしようもない辛さを抱えて仕事をしている人は、
身体を壊す前に転職したほうがいいです。
どこへ行っても同じだという人もいるかもしれないけれど、
少なくとも今よりも良い環境で働ける職場はごまんとありますよ!
終わり。
人の悩みなんか聞いてるとクソどうでもいいと思うことばかりなので、多分自分の悩みだって端から見ればちっさい事なんだろうなぁ。
— 悠すけ (@xyusuke1567x) 2016年6月8日
クビになったことを親に言う修羅場
こんにちわ。
読者の皆さんはもう、僕が前職をクビになったこと
はご存知だと思うんですけど、
クビになって何が一番辛かったかって、あれですよ。
親に言うときですよ。
正直、会社には一切の未練がなくて、解雇宣告されて
最初に思ったことって「良かった。。。」ですから。
もうそれぐらい息苦しかったですよね。
ただ、親に報告するのは本当に辛かった。
だってやっと手を離れた子供が7か月で会社を追われるなんて
そんな親不孝はないでしょう。僕だって社会にもまれながらも
成長していく姿を見せたかったんですけどね。
世間では、会社を追われたり人知れず辞めたけど家族に言い出せずに
朝いつもどおり家を出てネカフェで時間をつぶす人も多いみたいです。
今ならその人達の気持ち、よーくわかる。
で、正直僕もかなり迷ったんですよ。
クビになったのではなく辞めるつもりでいる話から切り出して、
説得できるまでは朝は出勤する体でいようかなとか。
でもやっぱりどう繕っても無理が出るんですよ。
そんな簡単なウソついたって一瞬でバレるなって。
だから、もう正直に言って全力で謝ることにしました。
重い足取りで家に帰ると、たまたま居間に両親がいて、
もう今しかないって決心して言いました。
「明日で会社を辞めることになりました」って。
人間、本当に驚いた時って意外と冷静なんすね。
リアクション取れないみたいなんですよ。5秒ぐらい時が止まりましたもん。
その後の尋問たるや。もうね、「てってれー」
って言いたくてしょうがなかった。
責任逃れする某都知事の気持ち、今ならわかる。
でもお前、第三者が一番怒ってるぞ。
でも何かと言ってもやっぱり親ですね。
母親は僕が会社でひどい仕打ち受けてたの知ってたので
ちょっとホッとしてましたし、父親にはだいぶ怒られたけど
「明日お世話になった人全員に謝ってきっちり辞めて帰ってこい」
って言ってくれました。初めてカッコいいと思いました。
そんな感じで人生最大の危機を乗り切ったわけです。
皆さん、悪いことをしたら正直に謝りましょうね。
そうすれば何とかなります。
そしてクビになったらいろんな人の気持ちを理解できるし、
何より親の愛を再確認できるので、おススメです!
同じ道をたどりやがれ!
どちゃくそチキンだから、女の子にご飯誘う程度でもフラッシュモブぶっこんで断れない状況作っていくからな!
— 悠すけ (@xyusuke1567x) 2016年6月4日
「海よりもまだ深く」を見ました。
こんちわ。
先日、是枝裕和監督の最新作、「海よりもまだ深く」を見ました。
是枝作品との出会いは前作「海街Diary」でした。
「とにかく美女が見たい」
という不純極まりない動機から見たのが、あまりの完成度の高さに
心打たれまくり。一筋の涙がそれは女優のようにきれいに流れてから
是枝監督の虜になりました。
さて、今作の「海よりもまだ深く」ですが、
なんと言っても樹木希林の演技力に尽きます。
ここまで自然体で演じられる人がいるんだなあ。
って、ど素人ながら感動しました。演技に癖がない
というか、無理がないというか、とにかく溶け込んでる。
特別何かが起こるわけではない、誰にでも起こり得る
日常を映画化できるのは、この人の演技あってこそ
だと感じさせられます。
そこから生まれるセリフも、良い。
「幸せってのは何かをあきらめないと手にできない」
「人生なんて単純よ」
といった深い言葉を、さらっと言えてしまう
器の大きさ。きっと波乱万丈の人生を生きてきた当人
だからこそ扱える言葉なのだと思います。
この作品を見るまで、樹木希林のことは
「ロッケンロールおばあちゃん」
ぐらいにしか思っていませんでしたが、
見方が180°変わりました。
人生経験が豊富になるとこうもあっさりと
言葉を扱ってしまうのかと思うと、
歳を取るのも悪くない。そう思わされました。
何か樹木希林礼賛記事みたいになりましたが、
もちろん他の俳優さんもいい味を出していて、
作品としても大満足です。
決して画面を彩るイケメンがいるわけでも、美女がいるわけでも
ありませんが、(真木よう子の哀愁はマジよかった)
なんでもない日常をなんとなく生きる人達が描かれていて、
色々と足りないところや物足りないところもあるはずなのに
それさえも愛おしく思えるような、そんな映画でした。
今月発売の「SWITCH」樹木希林特集も
ぜひチェックしたいところです。
では。
前職では理不尽が許せなくてすぐに心が荒れてたけど、今は"あ!理不尽だ!"って見つけた瞬間感情を持たないようにしてるから幾分と楽。
— 悠すけ (@xyusuke1567x) 2016年5月26日