【インタビュー記事】
「ホストは泥臭い職業や」。
開口一番そう言った。取材したのは福田良一郎25歳。(仮名)
以前勤めていた会社の同僚で、高校在学中から5年間、
ミナミのホストクラブで働いていた経歴を持つ。
華やかなイメージのホストだが、その実態を伺った。
今まで散々馬鹿にしてきた両親を見返したい。
そんな思いで彼はホストクラブの門を叩いた。
ホストの就職率は基本的に100%、まともな人間ならばホームレスでも構わないという。
しかし、そのほとんどは一週間で根を上げる。
「舐めてるやつは多い」。5年間続いたのは、自分を含めて3人だけだったという。
ホストの収入は、そのほとんどが完全歩合制。
月に数万円から100万円単位まで、そのふり幅は途轍もない。
だからこそ、どれだけ指名をもらえるか。そのための手段は選ばない。
「プライベートでもデートとか同棲したり、結婚詐欺してる仲間もいたよ。本当の恋愛やと思わせるために」。
弱肉強食の世界、なりふり構ってはいられない。
さらに高度な駆け引きがモノを言う。
いかにも人気があるように自分を魅せたり、急に冷たく接してみたり。
とにかく感情を揺さぶって相手の気を引かせる。
華やかな世界の裏には、緻密な戦略が練られていた。
「売れてるホストはやっぱり努力してる」。
その言葉が印象に残る。夜の世界の人間は、意外にもとても純粋だった。
業種や職種によって形態は違えど、この世に楽な仕事は無い。
改めてそう感じさせられた。
おわり。
昨日会った某人材会社のエージェント、ごりごり筋肉営業でウザかったのでメール拒否した。
— 悠すけ (@xyusuke1567x) 2016年4月14日
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