何かとやってみるブログ

本職にしたい。

転職後のリアル

f:id:yusuke1567:20160815212620j:plain

 

前回、前々回とネタ記事が続いたので、今回は少しはまともなことを書こうと思う。みんな大好き、「転職」についてだ。

 

 

転職して3ヶ月が経った。仕事も少しずつ慣れてきたが、できるようになったと思ったらまた新しい事が待っているので、まだまだ苦悩の毎日が続きそうだ。転職した当初は、前職の理不尽さやプレッシャーから解放されて「転職最高!」と叫んでいた。しかし3か月という月日が経つにつれて少しばかり心境が変わってきたので、そのことを書きたい。「前と言ってることが違うじゃないか!」と思われるかもしれない。けれど、「仕事を通して人間的成長を!」なんて言ってた大学生が社会に出てたった2ヶ月で「死にたい」と逝ってしまうように、人間の心境は常に変化していくものなので、悪しからず。

 

 

 

 

  • 転職しても自分自身は何も変わらない。

ここだけはしっかり抑えておきたいのだけど、いくら転職して環境を変えようが自分自身を変えることはできない。僕も転職当初は「ここでバリバリ働くぞ!」と思っていたけど、苦手なものは苦手なままだ。相変わらず物覚えは悪いし、慎重すぎるせいでいつも「遅い」と怒られる。指摘されるポイントは前職から何も変わってない。そういった部分は経験でカバーできるんだけど、転職すればイチからのスタートなので苦手なところがもろに露呈してしまう。これは自分のダメっぷりを改めて突き付けられるようで、結構辛かったりする。

 

 

 

  • めんどくさい人間関係はどこにもある。

前職は超管理型企業で人間関係の歪みが異常だった分、転職先にはクリアな人間関係を求めていた。しかし転職して3ヶ月、段々と職場の嫌な部分も見えてくる。軽い気持ちで言った愚痴が他部署で回っていたり、いい人だと思っていた先輩が嫌われていたり。みみっちい噂や陰口が当然のように横行している。当然といえば当然かもしれないけれど、どこの職場にも複雑な人間関係は存在する。そういう面倒事からは常に距離を置いてきた僕にとって最初は抵抗を感じたけれど、少しずつ免疫をつけなければ社会の中では生きていけないんだろうなと思うようになった。ただ、そればかりに意識して太鼓持ちのようになるのはどうかと思うけれど。とにかく、求人に出ているような「社員全員が仲良くアットホームな職場」などはありえないことを知った。

 

f:id:yusuke1567:20160815205740j:plain

↑こういうの。

 

 

  • 不安は職場を変えてもついてくる。

この仕事が将来に役立つのか、こんな古いやり方では会社自体長くは持たない(実際売り上げは下降気味)など、前職では漠然とした不安を抱えながら働いていた。それはやがて大きくなり、仕事に支障をきたし始めた。そういった不安は、職場を変えれば自然といなくなると思っていた。しかし、職場を変えた今、その不安は姿を変えてまた自分のそばを付きまとう。思うに、どの仕事に従事していようと不安と手を切ることはできない。たとえ宝くじに当たって億万長者になったとしても、「強盗が入ったらどうしよう」とか「病気になったらどうしよう」といった不安に襲われるんだと思う。

 

 

 

 

以上のことから推察するに、転職はすこぶるめんどくさいものなんだと思う。すべてがイチからのスタートで、自分を知ってる人がいない。仕事お覚えるのはおろか、職場に慣れるのすら時間がかかる。できるだけ楽をしていたい人間にとってこれほどの面倒事はないと思う。しかし、それでも僕は転職してよかったと心から思っている。あの職場に居続けたら、今頃立派な奴隷として死んだように生きていたと思う。

 

 

 

支離滅裂なことを言ってきた。結局は何が言いたいんだと思うだろう。いろいろと心境の変化はあったけれど、根っこの部分は変わらない。「仕事を辞めても何とかなる」ということ。今辞めたら働き口はない。とか、3年はやらないと意味はない。とか、誰かが作った固定観念に異を唱えたい。転職ですべてがハッピーになることはないけれど、それでも転職はもっとフランクにしていいと思う。

 

 

 

★☆★☆★☆★☆

 

疲れた。じゃーね。