何かとやってみるブログ

本職にしたい。

営業は数字なんか気にする必要はない。

 

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こんにちわ。

 

 

前回記事の続きみたいになりますが、以前、僕は営業として働いておりました。「就活なんて早く終わらせたかった」というゴミみたいな理由で安易に営業職についてしまいました。

 

ですが、日々付きまとう数字の恐怖から逃れられず、休みの日にも翌週の売り上げのことばかり考えていました。見込みがない週なんて泣きそうになりながら会社に通ってたし、いっぱいに広がる香ばしい不安が頭から消えることはありませんでした。

 

 

 

ただ、営業職から離れた今になって初めて

数字を怖がる必要はない

と思うようになりました。(気づくの遅め)

 

 

 

僕の会社では、新人は7月時点から週30万のノルマが課せられていました。右も左もわからないひよっこに2か月でノルマ付けるクソ企業ですが、僕に立たされた環境はもっと劣悪でした。新入社員研修で生意気だと目を付けられたため2か月はコールセンターで一日中テレアポ。つまり正式に配属された7月一週目からいきなりノルマがつくという何ともビックリまんな状況からのスタートでした。

 

 

それでも上司は「最初だから仕方ない」ではなく、「遅れたお前が悪いから死ぬ気でやれ」と言ってきます。いやアホかと。でも当時のぼくは上司の言葉を真に受け必死に皆に追いつこうとしていました。辛かった。

 

 

週30万、というノルマがありましたが、ほとんどの新人がこの数字をクリアできていませんでした。僕も27万8000円が最高売り上げで、最後まで30万の壁と格闘していました。

 

 

当時は必死に数字を追っていましたが、今になって思うんです。「あれってハナから無理な数字じゃないの?」って。あんな数字は現実的には不可能で、達成できない僕たちを叱咤激励するために定められたただの飾りだったんじゃないかと。数字の未達を理由にすれば「お前はまだまだ甘い」だの「努力が足りない」だの好きなことが言えますからね。特にうちは褒めて伸ばすではなく「叩いて従う」超昭和企業だったので。

 

 

必死に頑張っていても数字の良い週とそうでない週がありました。そりゃそうです。自分がどれだけ売っても相手が買わなかったら結果は出ませんから。でも周りはそんなことお構いなしです。「おい!数字悪いぞ!サボってんじゃねーよ!!」サボるどころか夢にまで出てきたんですけどね。

 

 

売り上げがいいからと言って頑張ったわけでも、悪いからサボっていたというわけでもありません。ただその時のタイミング、運、いろんなものが重なった結果が数字として残っているだけなんです。周りは結果だけで判断してしまいますが、それに飲み込まれていては心身を病んでしまいます。毎日頑張って仕事をしていれば、結果なんてどうでもいいじゃないですか。自分が納得できる努力をすれば、数字が悪くても自分を許してやるべきだと思うんです。だから、数字や評価なんて外から付けられた基準ではなく、自分の基準で良し悪し決めるべきなんです。

 

 

 

そのことにもう少し早く気づいていれば、営業ももうちょっと楽しかったかもしれないですね(でももう絶対やらない)