何かとやってみるブログ

本職にしたい。

ここで辞めたら逃げ癖がつく。なんて思わない。

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「すぐ辞める奴はどこ行っても続かない」

 

 

転職を考え始めた時、周りから言われ続けた言葉。

この言葉が全然腑に落ちなくて、長い間悶々としてきた。

 

 

僕みたいに「嫌ならさっさと辞めたらいい」

という意見とは反対に、何とか続けさせようとしてくる人も多い。

 

とりあえず三年はやってみろ。とか、

続けてたら良い事もある。とか。

 

その人は良心で言ってくれてるんだろうけれど、半ば脅しにも近いような

言葉で、強引に納得させようとしてくる。

 

 

確かに、その考えも一理ある。一年もやってない様なひよっこに、

仕事の大五味や楽しさなんて分かるもんじゃない。辛い下積み時代があってこそ

輝かしい活躍の道が開かれるのは間違いない。

 

しかし、それでも敢えて言いたい。

 

 

逃げる経験も一度はしておくべきだ。

 

 

仕事を辞めたいのに辞められない人を数多く見てきた。

何より、自分がその中の一人だった。

明らかに辞めた方がメリットがあったし、その後の予定まできっちり準備できていた。

けれど、辞められなかった。

 

何故か。

 

今まで逃げた経験がないからだ。

 

 

 

思えば昔から粘り強さだけはあった。野球は12年間続けたし、

アルバイトもいい加減には辞めなかった。地獄のインターン

毎日参加して、変な賞をもらったぐらいだ。

 

 

僕を含めて、仕事が辞められない人の多くは、逃げた経験が無い人だと思う。

まじめで責任感が強いので、途中で逃げる自分が許せない。

 

 

人に迷惑をかけてはいけない。

 

 

そんな思いがボロボロになるまで自分を追い込んでしまう。

逃げた経験のない人は、いざという時にとても危険だ。

 

 

経験談から話そうと思う。僕が会社をクビになった時の話だ。

その時はとても仕事ができる精神状態ではなかった。

職場の異常な雰囲気、全く魅力のない商品、毎月上がるノルマ、

将来性のない会社。続ける意味なんて皆無だった。

 

それでも、会社を辞めなかった。いや、辞められなかった。

ここで辞めたら部署に迷惑がかかる。親に申し訳ない。

変な責任感が、毎日僕を会社へと運んでいた。

行動に対して精神が全くついて行いってなかった。

アスリートっぽく言えば、「心と体がバラバラになった」

 

 

やがて、会社をクビになった。限界だったんだと思う。

あの時、本当に多くの人に迷惑をかけた。社外にも影響が出たと思うと、

申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

 

 

 

 

正しく逃げる方法さえ知っていれば。

 

 

 

 

 

先日、同期が鬱になって辞めた。

多分その子も、責任感が強くて辞められなかったんだろう。

 

 

そう考えると、続けることにどれだけの価値があるのだろうかと思ってしまう。

 

 

 

会社を辞める時に限らず、何かから逃げるときは必ず誰かの迷惑が掛かる。

けれどそれを怖がっていたら自分にとんでもない事態が訪れるかもしれない。

もしくは僕のようにそれより大きな損害を出す可能性だってある。

 

 

正しく逃げる事で他人に迷惑をかけることを、一度は経験した方がいい。

自分の身を守るのは、他の誰でもない、自分なのだから。

 

 

 

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