同期がうつになりまして
同期がうつ病になって会社を辞めたらしい。
日曜の朝からいきなり暗い話題で申し訳ないんだけど、
そこそこ仲良かっただけにかなり衝撃だった。
その子は確かにちょっと変わってて、動きが鈍くて、
物覚えもあまりよくなかった。
でもとても明るくて、いじられキャラとして皆に愛されていた。
今思えば、無理して気丈に振舞っていたのかもしれない。
その子は研修後、営業で本社配属になった。
うちはワンマン社長だったから本社業務は異常に厳しい。
社長に目を付けられてはいけない。
皆自分の事に必死だから、誰も教えてくれないし、
少しでもミスをしたら罵声を浴びせられる。
今だから分かるけど、本社勤めになる新人は、だいたいできない奴だった。
むちゃくちゃな環境に置かせて辞めさせるようなシステムだった。
その子は営業で成果を出せなかったらしい。
右も左もわからないまま外に放り出されたんだから仕方がない。
最初は飛び込みや電話営業に抵抗があって当り前だ。
だいたい、入社2カ月の新人に何を求めているんだろう。
6月下旬に辞令が出て、俺と部署の入れ替えになった。
つまりはコールセンター。まさに追い出し部屋。
一日中電話営業をしてそのほとんどが断られる仕事。
しだいにメンタルが崩壊するので常人であれば1カ月と持たない。
お互いの荷物を交換する時、
「また営業出られるように頑張るな！」
って笑顔で言ってた。でもその後、むちゃくちゃ泣いてたらしい。
結局その子は3月までコールセンターから出られなかった。
9か月。想像を絶する長さ。
うつ病になったら再就職は苦労するらしい。
それどころか、普通の生活を送ることもままならないとか。
なにより一年目からうつになるなんて、その後社会に恐怖心を抱かないか心配だ。
かく言う俺も辞めた直後は全く働く気になれなかったし、
「また同じ様な環境だったら」と躊躇してしまう部分も正直ある。
「甘えるな」
会社でことごとく言われた言葉。
社会の厳しさを受け入れて、自分を変えろ。
今、怒りを込めて言いたい。
全てを新人のせいにして自分達を正当化し、
環境を変える努力を怠っていたのはどっちだ、と。
ある程度厳しい環境で、社会人としての自覚を持たせるのは
理解できる。ただ、新人の心境の変化も見抜けず、
うつ病を発症させてしまう会社のどこに正当性があるんだろう。
とりあえず３年
なんて言葉があるけど、あれは
それなりに恵まれた会社
である事が最低条件だ。
やばいと思ったら逃げ出せばいい。
会社を辞めることなんて別にたいした事じゃない。
早く病気が良くなって元気になってほしいし、
あんなカス会社いち早く潰れてしまえばいい。
まだ降りる人がいるのに我先に電車に乗ってくる人、憎しみを込めて｢カウパー｣って呼んでる。
— 悠すけ (@xyusuke1567x) 2016年4月16日
(ツイッタ―ではふざけてる)
[http://人気ブログランキングへ:title]
[http://
にほんブログ村:title]
