新入社員に贈る言葉
早いもので気付けば四月に入り、季節は春まっただ中。
桜の季節がやってきましたね。
桜の便りに乗ってくるのが、新入社員ではないでしょうか(強引)
僕も去年の今頃はフレッシュマンとして淀んだ気持ちで通勤していました。
そんなフレッシュマンのために、社会を生き抜くハウツー本が
毎年発売されますよね。出版社のドル箱です。
僕も「入社一年目の教科書」を用いて新入社員研修を行いました。
こういった「フレッシュマン向けの本」を意識高く読んでいる
新入社員諸君に一言だけ物申したい。
マジで意味ねぇから!!
僕が思うに、社会人には二種類の人間が存在する。
プロの社会人とアマの社会人だ。
社会人になったら皆プロじゃないの?
そう思った方も多かろう。違うのだ。
プロの社会人とは、仕事で半端ない成果を出している人を指す。
プライドを持ち、仕事に情熱を燃やしてきたスーパーマン。
こうやって書籍を出版するような人はまさにそれだ。
翻ってアマの社会人は、特段成果は出ないけれど仕事をしている人だ。
ずーっとだらだらしたいけど歳が来たからとりあえず働いてますマン。
君のお父さんなんかを想像してみると分かりやすいね。(失礼)
そして悲しいかな。社会には後者の方が圧倒的に多い。
社会に多いという事は、フレッシュマンにも多く存在するということ。
混沌とした人間関係ばかり気にかけ、ウマの合わない上司に
頭を下げることで溜まったストレスを居酒屋と風俗で開放する。
そんな社会人が実に多い。
彼らが、プロの書いたハウツー本を読んで、何か得られるだろうか。
巷には「最強!営業スキル」みたいなビジネス本が山と売られているが、
弊社の売上が一向に上がらないのは何故だろう。
本を読んだ内容を実行できるほど、僕たちはできる人間ではない。
「日経新聞を読め」
あの時散々言われたが、もう全く読んでないのがその証拠だ!!
アマチュアサラリーマン候補生の君たちには、これを読むのが一番いい。
社会の圧倒的なリアルと、半端ない絶望感を味わってくれ!
勝負はそこからだ。
この記事の何が一番面白いかって、筆者自身がアマの社会人に
さえなれない事である。
「季節の変わり目だから」という理由で、すべて許される優しい社会を生きたい。
— 悠すけ (@xyusuke1567x) 2016年4月4日
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