これからの夢の話をしよう
孫のクリスマスプレゼントに童話あげたい。孫に童話をあげたいだけの人生。
— 悠すけ (@xyusuke1567x) 2015, 12月 14
こんなことを言うと、笑われるだろうか。
そんな小さい夢を掲げたって意味がないと言われるだろうか。
しかし、当の本人はいたってまじめで、そしてこれ以上の夢はないと思っている。
子供のころ、夢はなんですか?と聞かれたことが一度はあると思う。
その時に「サラリーマン」や「公務員」などと言う人がいたら
なんて夢がないのだろう。と言われてたことを覚えている。
当時、サラリーマンや公務員、といった職は誰でも簡単に就ける職業であり、
夢に掲げるには小さすぎる。と思われていた。
その頃は大学を出たら普通に就職して、普通に偉くなって、
普通に家庭を持って、普通に引退して、普通に死んでいく。
そんな普通が普通であった。みんなその生き方ができる時代だった。
しかし、今はどうだろうか。
正社員で働くこともできないが大勢いる。
公務員なんて勝ち組といわれる時代である。
終身雇用制度なんてとっくに崩れ去り、年功序列なんて
形式だけで用のない会社員は年齢を問わず切られていく。
これからはロボットが私たち人間の職を奪い、今後10年で
今の職業の40%はなくなっているのだという。
さらに外国の超優秀なエリート勢が日本人より安い賃金で
雇われ、私たちよりも高い生産性を発揮するといわれている。
こんな時代に、孫にプレゼントをやる。
事が夢ではたしておかしいだろうか。
親と同じように生きていれば、同じような生活ができる。
そう思い込むことはとても危険である。
どこかで生き方を変えないといけない。
そうしなければ孫はおろか結婚すらろくにできない
下流者になってしまうという危機感をもっと持たないといけないと思う。
と、23歳フリーターが申しております。