何かとやってみるブログ

本職にしたい。

本当に大切なものは目に見えない。

 

 

 

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前回の記事

 

yusuke1567.hatenablog.com

 

でも紹介したと思うけど、童話ブームが、きてる。

 

 

童話なんて現実離れした幼稚なファンタジーで子供だましでしょ?

そういう人にこそ一度読んでいただきたい。確かに童話はどこかロマンチックで純粋な話が多い。現実社会のドロドロしたような雰囲気や人間同士のいざこざの描写は少ないだろう。人間の汚い部分に慣れてしまった僕たちには多少物足りないかもしれない。けれど、だからこそ読む価値があるのだと思う。社会にすり減らされた大人だからこそ響くフレーズに出会えたり、忘れていた童心を思い出させてくれるからだ。

 

 

 

 

 

星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)

 

 

星の王子さま

 

サン=テグジュペリっていう名前のクセがすごいフランス人作家が書いた本。刊後60年たった今でも愛され続けているまさに童話の金字塔だ。

 

ストーリーはいたってシンプル。自分の星から旅に出た王子様がいくつもの星を渡り歩く。その行く先々で様々な人間に遭い、人間のおかしな部分に王子様が純粋に気づいていくというもの。子供ながら的を射た王子様の目線に、普段の雑踏の中で生きている私たちはハッとさせられる部分も多い。

 

 

 

特に、王子様が5番目に訪れた労働者がいる星の掛け合いは秀逸だった。

王子さまはガス灯を管理している一人の労働者に「なぜガス灯を灯すのか」と聞きます。すると労働者は「それが指示だから。わかる必要はない」と答えます。その上労働者は「いつでも休みたい」と嘆いている。これはまさに私たちの労働を象徴しているのではないだろうか。ただ指示通りに動くだけで、働く理由や、その価値なんてわからない。私たちの暮らしを子供目線で客観的にみるとこんなにも滑稽なものかと思わされます。

 

 

 

 

 

そして有名な「本当に大切なものは目に見えない」という言葉

何でも「見える化」してしまう今だからこそ、自分にとって本当に大切なものはなんだろうと改めて気づかされます。社会に揉まれる毎日を送る大人にこそ読んでもらいたい小説です。

 

 

生き辛さこそ自分らしさだ。

 

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自慢じゃないけど、僕は無類の不器用だと思う。

 

 

何でも要領よくテキパキできるタイプじゃないし、物覚えも悪い。人付き合いもどちゃくそ下手だし、うまい事社会に溶け込めない。不器用さで競えば高倉健とハナ差でワンツーフィニッシュできるぐらいの才能を持ってると自負している。

 

 

 

そんな人間なので、基本的に損してばかりだ。

本音と建前をうまく使いこなせなくて人とぶつかりまくるし、そのくせ我は人一倍強いからよく叱られる。前職で上司から「自分を変えて器用に生きろ」って言われたのに「周りに合わせるぐらいなら損したほうがましです」って返したほどだった。まったく生き辛い人生だと思う。

 

 

 

でも世の中には僕とは真逆の天性の世渡り術を持った人もいる。

僕が知っている中でこいつには敵わないと思ったのは、いつも「こんな会社辞めてやる」って言ってたのに、ちゃっかり新人賞を取ってたやつだ。いつもサボってたのになぜかそれなりの数字を残してて、周りの評価も高かった。結局そいつは「母親が病気になった」って嘘ついて皆に惜しまれながら辞めていった。不祥事起こしてクビになった自分とは雲泥の差だ。

 

 

 

 

全く器用な人間がうらやましい。もっと生き易い人間に生まれたかった。

 

 

と、つい先日まではぼやいてばかりだった。自分を受け入れず世の中を恨んでばかりいた。けれど最近、自分の生き辛さについて考えに考えた結果、一つの答えが見えてきた。

 

 

 

「生き辛さこそが自分らしさじゃないか?」

 

 

そもそも生き辛さとはなんだろう。

周りの意見と食い違ったり、周囲の期待に沿えなかったり、いわゆる「社会」という枠の中に納まらないからこそ生まれるものなんじゃないか。例えば僕が無類のアイドル好きだったとしよう。いわゆるオタクと言われるほどで、バンダナを巻いたりチェックのシャツを着たりしている。(イメージ)これはきっと周囲から受け入れにくい。誰からも理解されずに非難されることもあるだろう。だけど、それこそが「自分」なのだ。周囲の反応や非難を恐れずつき進めることがきっと自分らしさなんだと思う。

 

 

そう考えるとどうだろう。「生き辛い」のは「自分を生きている」ことの裏返しじゃないだろうか。イージーな人生を送っているのは、つまり周りに合わせて生きているだけで、自分の根本にある欲求をさらけ出せずにいるわけだ。僕にはそっちのほうがよっぽどしんどい。

 

 

岡本太郎の「自分の中に毒を持て」でこんなフレーズがある。

 

 

世の中うまくやろうとすると、結局、人の思惑に従い、社会のベルトコンベアーの上に乗せられてしまう。一応世間体もよく、うまくはいくかもしれないが、本当にいきているのではない。流されたままで生きているにすぎない。

 

 

 

生き辛さや他人に理解されないもの、悶々としたものこそ自分らしさだと思う。だからこそ同じ悩みを抱える人には自信を持ってほしいし、僕も常に生き辛さを大切にしていきたい。

 

 

 

 

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)

 

 

 

 

 

 

 

「とりあえず3年」で辞める人はつまらない。

 

 

こんちわ。

 

社会人になってまだ日の浅い方や、就職活動真っ最中の方は「とりあえず3年」という言葉をどこかしらで耳にしたことがあると思います。いったん就職した会社には、3年ぐらい続けないと仕事の面白みや後の転職市場において不利になる。といった意味から「とりあえず3年」という言葉がよく用いられます。

 

 

僕は、前職を8か月で追われた身なのですが、辞める前からこの「とりあえず3年」という言葉に疑問を抱いていました。そして、紆余曲折を経て再就職にこぎつけた今、この言葉を鵜呑みにして本当に3年で辞めてしまう人は本当につまらない人生だな思うようになりました。

 

 

 

というのも、この「3年は続けたから辞めます」という考えが、先生に怒られない範囲で悪あがきする子供の発想にそっくりで、つまらないなあと思ってしまうのです。3年という一つの社会的区切りを利用しないと次の一歩を踏み出せないほどの人が、これから自分の人生を自らで切り開いていけるとは到底思えないのです。

 

 

3年は続けたほうがいい。とか、大企業に入れば一生安泰だ。とか、そんなものは一昔前の他人が勝手に言っていたことで、自分とは何の関係もありません。自分の人生に他人の言葉を引用して生きていくことに、意味はあるでしょうか。本当に自分を生きたいのなら、すべてを自らで決めないといけないと思います。そして、自分で道を切り開いてきた人は、それがどんな道であろうと幸せそうに見えるんです。本当にそうなんです。

 

 

別に3年で辞めてしまうことをとやかく言っているわけではありません。長く勤めていると社会的信用が増すのは確かだと思います。しかし、ただ漫然と「3年」という言葉に縛られるよりかは、自分でスパンを決めたほうがいいのではないかと思うのです。

 

 

 

これははっきり言えることは、仕事ぐらいはなんとでもなるんです。日本はいま有効求人倍率が1倍を裕に超す売り手市場です。前職で求人関係の仕事をしていましたが、どこの会社も人材難に苦しんでいました。実際、8か月で会社をクビになった後ストレスで入院した僕でも普通に就職ができました。

 

 

 

一度レールから外れると、もう戻ってこれない。という言葉をよく聞きます。日本は失敗の許されない社会だと。しかし、僕は思います。本当の幸せは、レールの外にある、と。レールの中にあるのは、誰かが決めた社会的価値のある物だけです。怪我をしない範囲で保険を掛けながら恐る恐る進むよりも、自分の思ったペースとタイミングで思いっきり走り出したほうが、気持ちいものです。さあ!みんな仕事辞めろ!(本音)

 

大切なことはすべてタクシー代10000円女性から教わった。

 

 

 

とあるテレビの街頭インタビューに出演した女性が、勘違いも甚だしいとしてネットで激しく叩かれている。

blog.livedoor.jp

 

どうやらこの女性は、夕食を共に楽しんだ男性からさらにタクシー代にとして10000円を貰わないと不満に思ってしまうらしい。

 

 

驚いた。本当に驚いた。

今時そんなバブリー女性がまさか22歳の若さで現存するとは驚いた。まさに歩く化石。僕の中でタイムリープ節まで浮かんだほどである。ここまで古い考え方を持つ人間を見たのはいつぶりだろうか。ちょうど先週土曜日に金本監督が藤浪投手に懲罰で161球投げさせた事ぶりだったか。めっちゃ最近だったわ。

headlines.yahoo.co.jp

 せいぜい100球で球数制限されてる現代で160球投げさせるなんてとんでもないからな。気合と根性でまかり通ってた時代とはわけが違うんだよ。球界を背負って立つ希望の芽摘み取ったら野球ファンとして許さねーぞ!

 

 

話を戻そう。

 とにかく僕は、特段ご尊顔が麗しいわけでもないのに、おそらくディナーをご馳走になった上タクシー代までたかった挙句7000円も上乗せしてよこさなければケチだと文句をつけてしまうこの女性が、哀れに思えてならない

 

なぜなら、ここまでの接遇を受けなければ幸福感を得ることができないからだ。これは本当に不幸だと言ってもいいと思う。

 

 

もっとわかりやすく説明してみたい。

まず、このタクシー代を頂くまでの時系列であるが、

 

男性と知り合う→連絡を取る→デートの予約をする→ディナーを共にする(おそらく驕ってもらう)→タクシー代を10000円貰う。

 

ざっと分けてこれぐらいに分類される。もちろんこれは、非モテJAPANキャプテンの僕が勝手に描いた短絡的なストーリーなので、その他もろもろの緻密な戦略合戦などは含まれていない。それにしても、だ。ここまでのステップをおおよそ完璧にクリアできないと、この女性は結果的に男性のことをケチだと思ってしまうのである。

僕なんかに言わせれば、最初の女性と知り合う。が叶っただけでカッチカチ、連絡を取るにまで至れば絶頂、デートの予約なんかこぎつけられようもんならば、真っ白に燃え尽きてしまうであろう。

 

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これが

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こうなって

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こうである。

 

 

※下ネタではありません。

 

 

幸福感というものは、慣れてしまうと次第に薄れてしまうものだ。贅沢に慣れてしまうと今度はもう一つ上に手が伸びてしまうものである。この女性も、異性と連絡を取る度に小躍りしたり、デート前日に眠れなさ過ぎてゲームしてたら逆に寝坊してしまった淡い時代もあっただろう。僕にはあったぞ!

 

 

「足るを知る者はトム」

 

という言葉がある通り、何事も、他人や世の中の基準に流されるのではなく、自分自身に合ったものを選ぶ。自分にとっての“足る”を知ることができれば、この女性もテレビで恥を晒すこともなかったのだと思う。

 

 

平凡な当たり前をずっと大事にできたらいいね

 

 

と、わが愛しのもっちーも言うように、何でもないようなことからいつまでも幸せを感じていたいものである。

 

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足るを知ったトム↑

 

 

 

では。

 

 

 

ポケモンGO!がやってくる。

 

 

 

ポケモンgo!

というスマホゲームが、海外で莫大な人気を博しているらしい。

 

 

www.pokemon.co.jp

 

 

実際に遊んだことがないからよくわからないけど、このゲームはスマホの画面を通じて現れるポケモンのキャラクターをリアル世界で捕まえよう!というものらしい。

 

 

これはスゴイ。

 

小学校のころあれだけ遊んだポケモンが、現実の世界で暴れまわる。つまり、僕らが憧れのポケモンマスターになる時代がついに来ちゃったのだ!!!

 

 

すでにカナダやアメリカでは大人気になっていて、アメリカではtwitterに匹敵するユーザー数にまで至ったらしい。

「ポケモンGO」にはまる海外セレブ続出! (シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース

 

ただ、大ブームの反面、デメリットも結構あるみたいで、交通事故が多発しているとのこと。

「ポケモンゲーム」米で大人気も…熱中し事故相次ぐ(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 

 

まぁそりゃそうでしょうよ。画面通じてリアルな世界見てるんだから混乱してわけもわからず自分を攻撃するバカも増えるだろ。

 

 

どっちにせよ僕は携帯のバッテリーがウンコなのでこんな燃費悪そうなゲームはできないけど、今後の社会問題になりそうな話題だったので紹介しました。

 

 

今日はこれで終わり。(ネタがなかった)

 

 

営業は数字なんか気にする必要はない。

 

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こんにちわ。

 

 

前回記事の続きみたいになりますが、以前、僕は営業として働いておりました。「就活なんて早く終わらせたかった」というゴミみたいな理由で安易に営業職についてしまいました。

 

ですが、日々付きまとう数字の恐怖から逃れられず、休みの日にも翌週の売り上げのことばかり考えていました。見込みがない週なんて泣きそうになりながら会社に通ってたし、いっぱいに広がる香ばしい不安が頭から消えることはありませんでした。

 

 

 

ただ、営業職から離れた今になって初めて

数字を怖がる必要はない

と思うようになりました。(気づくの遅め)

 

続きを読む

辞めてみて初めて気づいた弊社の異常性

 

 

こんちわ。

 

「本当に大切なものは失って初めて気づかされる」

 

とよく言われますが、その逆もしかり。

 

クソだったって思うことは離れて初めて気づくんです。

 

僕の前職もそうでした。

失って気づいた大切なもの(主にお金)よりも、離れて気づいた

異常性のほうが明らかに多い。

 

会社の変な風習って、少なからずあると思うんです。

でもそれに慣れちゃったら、「まぁそんなもんかな」って

何となく見過ごしちうんですよね。

 

会社の悪口を書くのは楽しいので皆さんに目を覚ましてもらうために

前職での異常な習慣を書き連ねようと思います。

 

 

  1. お給料を頂けることに感謝しなければならないということ。

前職では、毎日会社に行けば仕事があって、お金がもらえるということに

感謝しなければいけない。みたいな社訓がありました。

さらにボーナスが出た時に部署全員で社長にお礼のメールを送ってました。

んなわけねえ

そもそも仕事があるから雇われて会社に行ってるのに

仕事があることに感謝とか意味不明すぎるだろ。

仕事がなかったら会社来ねーよ。

ってか俺営業だったから自分で仕事取ってこないとやること

ないから「会社に行けば仕事がある」って考えも破たんしてるけど。

んで仕事してるんだからお金もらって当然じゃねーかバカかよ。

お前は100円払って商品買ってんのに「くれるんですか?ありがたいなぁ!」

って言うんか。当然の権利じゃねーかよ。

 

 

 2.有給は取らなくて当然、残業代は出なくて当然。

有給休暇なんて制度としてあるだけで、取ろうもんなら白い目で見られ

残業代なんかなくて当然。という考え方でした。

んなわけねえ

有給休暇って労働者の当然の権利だろうが。それが取れないって何だよ。

残業代だって三六協定かなんかで合法だとかそんなもん知るかよ!!

なんで金も出ねえのに仕事してんだよ!!月給制の抜け穴つくなクソが!

じゃあなんのためにタイムカードがあるんだバカかよ。

しかも「三六協定があるから合法なんだよ」って開き直んじゃねーよ。

少しでも払うように頭ひねれよ。協定の上で胡坐かいてんじゃねーぞ!!

 

 

 3.仕事を通じて人間的に成長できるということ。

毎朝の朝礼で「自分はまだまだ未熟で、仕事を通じて心を磨いていきます」

みたいなことを唱和する時間がありました。

ありえねぇだろうが!!

労働を何だと思ってんだよ。そんな美しいもんじゃねーよ。

労働なんて顧客の奪い合い、ポストの奪い合いじゃねーかよ。

心鬼にしないとまともな人間は狂うだろうが。

人間的に成長するってのは、その会社の風土に溶けるってだけで

人間的にクソな奴は山ほどいるんだよ。

その証拠にうちの直属の上司は障碍者雇用枠で入ってた人のことを

指さして笑ってたじゃねーか。ごみ人間かよ。

 

 

 4.成功できないのは努力が足りないから。という考え方。

目標を達成できないのは努力が足りない。もっと血のにじむような

努力をすれば夢はかなえられる。さぁ!一緒に栄光をつかみ取ろう!!

ってやめろーーーーーーー!!!!!

こっちはもう相当な努力してんだよ!!そもそも週5で働くこと自体

相当な徒労なのに努力が足りないって何なんだよ!!

目標が達成できないのは掲げた数値がそもそもおかしいんだよ。

それか商品が粗悪すぎるだけだろーが。全責任を営業に回してんじゃ

ねーよ。あと、人にはそれぞれキャパシティーがあって、

あんたができることが全員できるとは限らねーんだよ。

そもそもスーパーマンみたいなやつは全体の1割も満たないからな

仕事ができる奴はそこがわかってねーから嫌いすぎるわ!!!

 

今になって思いますが、前職、

北朝鮮バリのワンマン企業だったな。

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※飛び込み営業に向かう僕。

 

 

 

ふう。すっきりした。

現場からは以上です。

 

 

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